業務内容

井戸掘削工事(パーカッション方式)

井戸パーカッション工法では櫓(やぐら)を建てて工事を進めます。
「ワンビット」という重量のある掘削ビットをワイヤーロープの先端に吊り下げ、ロープを一定のストロークで上下させ地層を突き崩しながら掘削する工法です。掘り屑が溜まって進行が低下するとビットを地上に引き揚げ、代わりにベーラー(サンドポンプ)を孔底にワイヤーで降ろし掘り屑をさらい取ります。(ベーリング) 掘進とともに、あるいは掘り屑汲み出しの都度、孔内に補泥して孔壁の崩壊を抑えます。この手順を繰り返しながら掘り進む工法です。「ロービング」式とも言います。

歴史古い掘削工法で、当社では昭和35年からこの工法で掘削しています。比較的柔らかい地層や崩れやすい砂層、玉石層などの掘削に適しています。

当社では掘削後、砂が上がるのを防止する目的において絶大な威力を発揮する3号砂利を使用します。
パイプは孔径φ100.125.150mmのものを状況に応じて使用。
手作業でパイプには等間隔に細かな穴を開け、更に井戸水を汲み上げる際に砂が上がるのを防止する為ストレーナ加工100メッシュを巻きます。またその上からシュロ縄で巻き付けたものを使用し水を上げております。

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井戸ポンプメンテナンス、浚渫工事

ポンプメンテナンスでは故障などにより井戸水をくみ上げることができない、水の出が悪いなどのポンプを点検・修理・交換などによって修繕させます。モーターポンプは経年により消耗部品劣化や井戸水成分による汚れの付着などにより、井戸水の流量が減少したり、ポンプ自体が全く動かなくなったりします。このような症状を改善させる為にポンプのメンテナンスを行います。

坂本さく井戸工事店では現地ポンプの状態を確認のうえ、公共施設や業務用~家庭用まですべての修繕を御提案をさせて頂きます。

井戸掘削手押しポンプ据付工事(防災井戸)

手押しポンプは手動式の井戸水汲み上げポンプです。ポンプ本体付属のハンドルレバーを手動にて上下に動かすことにより井戸水を汲み上げることが可能です。電源を必要としない為、公共施設(公園、学校など)では災害に備えて、遊戯用を兼ねて備え付けられていたりします。

地震等による大災害はいつ起こるかわかりません。大災害時、すべてのライフラインが停止する可能性があり、その中でも断水は生活において非常に大きな影響を与え生活用水の確保が難しくなります。昨今、全国各市町村が防災対策として井戸を掘られている方に、生活用水の確保の為市町村への登録協力を促しているのはこの為です。

「生きるための水」は最低1人1ℓ以上が必要と言われております。
このような緊急事態に備え「水」を確保する為にも電源を必要としない防災(手押しポンプ)井戸の設置をおすすめしております。水道が使用できなくなっても防災(手押しポンプ)井戸を備えておくことにより水を確保することができます。もちろん現在の井戸を切り替えることも可能です。

また庭園ガーデニングなどの景観にも非常に合い、種類デザインも豊富ですから一般の御家庭でも据付を御希望され、節水目的としてもご利用される方も沢山いらっしゃいます。
(有)坂本さく井戸工事店では、松戸市内の小中学校・幼稚園・集合住宅・団地などの防災用井戸を掘削し手押しポンプ据付工事を数多くやらせていただいております。

 

●井戸掘削
●井戸ポンプ各種取付・交換・修理
●土木工事一式請負
●外構工事一式請負
●3t、4tクレーン車積荷運搬
●水質調査
●揚水量調査
●配管設備工事
●その他各種工事

(有)坂本さく井戸工事店では、井戸の設計から掘削、ポンプ据付までを一貫施工。お客様の使用用途、掘削場所の地形、口径、深さ、取水量、ポンプの種類などにより金額は変動致します。現場調査、お見積りも無料にてやらせていただいております。
確かな経験・実績の元、お客様の御要望に沿った最適な製品を御提案させて頂きます。